Category Archives: 設計

圧電素子が見つからない。

できるだけ大電流を発電する圧電素子を探しています。

以前は、メーカーと用途開発をしていたので簡単に入手できたのですが普通に買おうとすると見つかりません。

困った。

とりあえずネットで入手できる物で実験するしかないのか。

 

仕事の分野の決め方。

新事業の立ち上げはリスクもあり失敗の確率も高いものです。

いろいろな事業に挑戦し一つ当たったらその分野を深くやっていくことがよいと思います。

深くなったら広げていきます。

商品を増やしていき根を生やしていきます。

 

私の場合、売れ出したらある程度の期間で販売実績を作り事業を売却してきました。

事業ではなく特許だけでも販売してきました。

そしてたくさんの分野を渡り歩いてきました。

よってどの分野にも根を生やしていません。

そう思っていたら、商品開発から特許の管理、販売、事業譲渡などあらゆる項目を何回も経験していました。

その蓄積された経験をもとにアドバイザーとしてやっていこうと思います。

 

受け売りコンサルタントといわれないように物作りやネットショップは小さいですが続けます。

そうしないとアドバイスするノウハウが身に付かないからです。

大きなノイズが入る電圧測定の方法

移動平均2

大きなノイズが入る電圧を測定する方法をご説明致します。

通常、ADコンバーターなどのソフトを作っている方には釈迦に説法かもしれませんが私が苦労したパターンをご紹介します。

通常、ADコンバーターなどを使って電圧を読む際は移動平均法を使います。

(測定1+測定2+測定3+測定4+測定5+測定6+測定7+測定8)/8=測定値 (として取り扱う)

次は、

(測定2+測定3+測定4+測定5+測定6+測定7+測定8+測定9)/8=次の測定値 (として取り扱う)

その次は、

(測定3+測定4+測定5+測定6+測定7+測定8+測定9+測定10)/8=その次の測定値 (として取り扱う)

このようにリアルタイムの測定データではなく新しく測定したら前回までの測定値に加えて平均して取り扱います。

こうする事でノイズが入っても大きな変動にはならずノイズに強い測定方法になります。

 

しかし、

あまりにも大きなノイズが入ったときは平均してもノイズに大きく影響されてしまいます。

そのときどうするか私の体験からお話しします。

当時設計していた物は充電器です。

POSシステムの注文を取るとき使っている端末の充電器です。

10台同時に充電制御します。

各端末の電池電圧を測定しながら充電制御します。

動作は単純で時間さえあればハードソフトの設計は完了します。

しかし、静電気試験で苦労する事になりました。

端末に20kVの電圧がかかります。

充電ケーブルを通ってマイコンが乗った基板に落ちてきます。

5Vで動いている回路に20kVの電圧が落ちてくるのです。

最初はマイコンが破壊され動作する事すらできませんでした。

ケーブルにLとCのフィルターを入れてGNDパターンの面積を増やし高周波インピーダンスを下げました。

これでマイコンは動作できるようになりました。

しかし、ADコンバーターの測定値はめちゃくちゃになります。

いくら移動平均しても1回のノイズで充電動作は狂います。

そこでの対策をお話しします。

まず、移動平均をやめました。

8回測定して最大値と最小値を省き残った6つのデータを平均しました。

これで測定値は安定するようになりました。

次にまた8回測定し最大値と最小値を省き平均しました。

これを繰り返し充電制御したのです。

動作は少し遅くなりますが充電器なので問題ありません。

静電気試験器はコンデンサに充電し20kV溜まったところで放電するので1回の放電後は少し時間が必要です。

といっても数秒ではなく数十~数百mS程度です。

このインターバルの間に8回の測定を終了してしまう速度があれば8回の測定に複数回大きなノイズが入る事を防げます。

このようにして大きなノイズをキャンセルしました。

これは私が20代のとき最初に任せられた設計の仕事です。

ハードとソフトを両方一人で設計していたのでこのような対策がすぐに思いついたのだと思います。

中小企業キャリアアップセミナーがおわりました。

11月4日 金沢ものづくり会館にて中小企業キャリアアップセミナーが終わりました。

参加者の皆様、主催者の皆様ありがとうございました。

約30名の方に参加頂きました。

今回の話は単機能では生き残れないというテーマでした。

メーカーになるというテーマです。

メーカーになるためには商品企画から設計製造販売までのすべてのノウハウが必要になります。

詳しく説明すると一つのテーマだけで何日もかかってしまいますが概要をおはなししました。

また、実際に商品企画の方法と実例をあげて説明しました。

満足して頂けたかどうかわかりませんが居眠りする人もいなくてよかったと思います。

また機会があればお話しさせて頂きたいと思います。

地平線が見えるところで実験を始めました。

IMG_4795

地平線が見るところで実験を始めました。

実験棟を作りました。

1ヵ月ほどこの場所で実験をしてその後は移動する予定です。

何の実験かはまだ公開できません。

 

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PPフィルムを貼る方法。

普段アホな実験をしている一例です。

ポリプロピレン(PP)フイルムを平面に貼る方法。

PPという素材には何もくっつきません。だから接着は無理です。

PP用の接着は売ってますがダメでした。

次に液体のアクリルの中に浮かべて重合(個体にする)させる方法はうまくいきました。でも厚くなるし高価だし用途限定です。

次に考えたのは粘着加工です。でもPPには何もくっつかないのですぐ剥がれます。

そこでフイルムの表面を荒らすためにコロナ放電をしました。そしたら粘着剤がくっつきました。

やっと粘着加工したPPフイルムが完成しました。

化学は苦手ですが問題を一つずつ理解していけば方法を見つけられます。

こんなことを何十年もやっていたら誰かがやろうとしていることと同じような経験をしていることが多いです。

聞いて頂ければ即答できる事が多いと思います。

下記をご利用ください。

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